先日テレビを見ていたら、”ユニバーサルデザインのフォント”が取り上げられていました。

その番組(N〇Kのあさ〇チです( ´∀` ))では取り上げられていたテーマは学習障害についてだったのですが、学習障害の方が文字や文章を見ても読めなかったり、読みづらかったりするのが、ユニバーサルデザインフォントを使うと読みやすくなったりするというようなことが言われていました。

なにそれ!

スゴイ!

ユニバーサルデザインフォントすごい!

と思うと同時に、人によってはフォント次第で読みやすさが変わるのか……という衝撃。
(よーく考えてみたら、英語圏の人が手書きした手紙とか達筆すぎて読めなかったことがありました。文字って大事ですね)。

ちなみにフォントについておさらいしておくと……
コンピューターで使う文字のデザインのこと。活字の時代には、同じ書体で同じサイズの活字セットを指す言葉であったが、電算写植やDTPではひとつのフォントで拡大や縮小、変形ができるため、太字や斜体などのスタイルを含めてフォントと呼ぶようになった。明朝体、ゴシック体、毛筆体、楷書体、ポップ体など、さまざまな種類がある。書体やタイプフェースとほぼ同じ意味で使われる。現在のWindowsやMac OSでは、アウトラインフォントのTrueTypeフォントが標準で使用されている。拡大・縮小しても文字の形が崩れず、高品位に印刷できる。
フォントより引用

辞書サイトより引用なので詳しく書いてありますが、要するに”文字のデザイン=フォント”ということですね。

仕事柄、いろいろなフォントを使っています。
ちょっとしたお手紙を作成したりとか、お客様に提出するプレゼンなどの作成もしているのですが、そういうときにフォントを選ぶのは結構楽しいです。
font_03

とか、
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とか、
font_05

とかですね。

なかば趣味でいろいろなフォントを使っていますが、ユニバーサルデザインのフォントについて知らなかったなんて不覚!!(>_<)

フォントは大事です。

文章を読んでもらうとき、長い文章であればなおさら、”読む人にとって見にくい文字”では最後まで読んでもらうことができないかもしれません。伝えたいことが伝わらないかもしれません。

そのことを考えると、「読んでもらえる文字(の種類や大きさ)を使う」のはとっても大事。


このユニバーサルデザインフォントは学習障害の方が使われるということでテレビでは取り上げられていましたが、よくよく考えてみれば、見やすい文字であるということは、視力が弱い近眼や老眼の人にとっても読みやすいのでは……?と思い至ったわけです。

そこでさっそくユニバーサルデザインフォントを使ってみたい!と思ってはたと気が付きました。

いろいろなフォントを使いたくて、無料のフォントはよく探してダウンロードして使っているけれど、今までユニバーサルデザインフォントを見たことがない。

ということはもしかして。

「ユニバーサルデザインフォントって、……有料かな?」


フォントだって自動で出来上がるわけではないので、もちろん人が作業しているわけです。人件費がかかります。技術も必要だし、機材だって必要になります。

以前はフォントは有料だという認識がありませんでした。だってパソコンに最初から入ってるし……。

仕事でいろいろなフォントを探すようになって、ようやく有料なのが普通なんだよね、無料で配布している人がスゴイ……という認識になりました。

アルファベットと記号のデータをきちんとそろえるだけでも大変なのに、日本語のフォントときたら漢字!そう、大量の漢字のデータが必要になるんですよ!

手書きフォントを作成している方はそれを一つ一つ手書きしてるわけで。

すっごく時間と労力がかかっているはずなのに。

無料で配布って。

……感謝以外ありません。


ちなみに、”みかちゃん”という手書きフォントを配布しておられる方のサイトで、フォントの作成工程を見ることができます。サイトの左側の「フォントができるまで」をご覧ください。

みかちゃんフォントはこちらの検索結果からどうぞ。

気が遠くなります。すごすぎる……!

フォントの話、つづきます。