建て方の続きです。前回は断熱材の押出法ポリスチレンフォームを敷いているところまででしたが、その断熱材の上に、
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遮熱シート・タイベックシルバーを隙間なく施工します。
柱のある所は専用部材を防水気密テープでしっかり固定しました。

タイベックシルバーは防水・透湿のタイベックに+遮熱効果がプラスされた効果の高いシートです。

余談ですが、このタイベックシルバーの端切れを事務所のグリーンカーテンの鉢に使ったところ、土の乾くスピードが格段に遅くなりました。

さて、屋根をかけます!
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垂木を取り付けると、屋根の形が見えてきます。

こちらの住まいは片流れ屋根です。
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垂木の上に構造用合板、さらにその上に吸音効果のあるエコヘルボード。そしてさらにその上に施工されたのが写真のゴムアスルーフィング。これで屋根の下地が完成!

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数日後の内部の様子。

建物の剛性を高める火打梁や、筋交、アンカーボルトなどが施工されているのが見えます。

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こちらは筋交をたすき掛けに入れています。

筋交は重要な構造部材なので、筋交には欠きこみを入れず、間柱の方を欠きこんでいます。

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外部はタイベックが施工されました。

タイベック ”ハウスラップ”という名前ですが、その名の通り、家全体をラッピングするかのように外周部にくまなく施工されました。

建て方は終了しましたが、工事はどんどん進められています。

続きます。